年明け早々、お休みの疲れを引きずってか身体は疲れているしメンタルも弱っていました。
今までなら我慢できていたことも耐えられなくなり、『1人になりたい』と感じることも。
私の場合大抵こういう時は生理前なのですが、その時は原因がわからず『自分どうしちゃったんだろう…』『子どもに優しく接することができない。なんて母親だ…』と感じてしまい余計に落ち込んでいました。
親として子どもにしたいことと、今自分の中にある『1人になりたい』という欲求がぶつかり爆発寸前でした。
そんな状態のママがとれる対策といったらどんなことがあるのでしょうか。
【リフレッシュ方法】
1・子どもに『休んでくるね』と声をかけて別室で休む
私が本当にしんどい時にやる方法です。
テレビで子どもの大好きな番組を流して、その間20〜30分くらい寝室で休みます。
テレビをあまり見ない場合はお気に入りのおもちゃや絵本でしばらく過ごしてもらいましょう。
『ごめんね』という気持ちにもなりますが、精神的に不安定な状態が続くよりは良いと割り切って休んでいます。
2・食べたいものを食べる
手っ取り早く自分を慰めたい時にはこれです。
私はこんな時の為に一時はお菓子を買って隠しておいたりもしました。
食べても後になると『あぁ食べ過ぎた』という後悔が押し寄せてくる時はありますが、本当にいっぱいいっぱいの時には『どうするのがベストか?』なんて考えてる余裕もありません。
普段は食べないようなご褒美お菓子を用意していざと言う時はそれに頼るのもありだと思います。
(ダイエットは気持ちが落ち着いてからやればいい!)
3・運動する
少し身体を動かすことで気持ちもスッキリします。
こちらは食べることと違って罪悪感もないのでオススメです。
(むしろ自分を褒めてあげたくなるかも)
でも、本当に身体も疲れ切っている時はなかなか身体を動かす気になれないかもしれません。
本当に辛い時は、『体に良いこと』より『早急に気持ちを落ち着かせること』を優先していいと思います。
(『体に良いことしなきゃ』と思うとより辛くなってしまいますしね)
4・外に出る
正直心も身体も疲れ切ってる時に外に出たいとは思わないと思います。
でも結構な高確率で気分転換ができるのがこれです。
私の住んでいる地域ではよくおじいちゃんおばあちゃんが話しかけてくれたりします。
子どもが0〜1歳の頃はベビーカーに乗せてただスーパーの中をうろうろしているだけでも、『可愛いねぇ』などと声をかけられ、その小さなコミュニケーションにホッとしたものです。
地域によってそういったケースがあまり無いところもあると思いますが、精神的にいっぱいいっぱいになっている時ってレジの人の何気ない一言にもホッとしたりしませんか?
どうしても家の中で母と子だけの世界になりがちなので、外に出て他の人とコミュニケーションをとってみるとだいぶ気持ちが落ち着いたりします。
コミュニケーションが難しくても人間観察だけでも時には効果があると思います。
目の前に自分の子と同じくらいの子がぐずっていて、そのお母さんが困った顔をして子どもに話しかけています。
そんな光景を目にすると『あ、うちだけじゃないんだ。みんなどこも同じようなことはあるんだな』と感じることができます。
また、自分の子より大きい中学生を見て『この頃になったら一緒に歩いてくれるかな?甘えてくれるのも今だけかもしれない』と思えるときもあります。
そう思うと少し心が落ち着いてきます。
疲れている時に外に出るのはちょっとしんどいですが、自分以外の世界をみるという点でオススメです。
5・いらないものを捨てる
気持ちがもやもやしたりむしゃくしゃした時は、そのエネルギーを使っていらないものを一掃します。
大きめのゴミ袋を片手に、使わないと感じたものは容赦なく袋に入れていきます。
自分のイライラも一緒に袋に詰めるつもりでどんどん捨てていくと部屋も心も少しスッキリできます。
6・箱を潰す
なんだかんだでたまりがちなダンボールや箱は、いろいろうまく行かずイライラした時に潰しましょう。
潰せばゴミに出しやすいし、何かに当たりたい時の『何か』になってくれるので一石二鳥です。
7・ご飯は宅配
たまには楽しちゃいましょう!
以前、抱っこをせがむ子どもとお料理をしているため対応に困っているお母さんのCMがありました。
宅配のCMだったのですが、たまには楽してもいいんじゃない?という内容でなんか見ててホッとしました。
そうです、良いんですよたまには!
ピザでも中華でも、贅沢にお寿司でも。
もちろん普段の食事よりお金はかかるわけですが、今やらなきゃいけないことから解放されて気持ちが楽になるならとても価値のあることだと思います。
(宅配に後ろめたさを感じるなら、スーパーで買ってきたお惣菜を自分で作った風にお皿に盛り付けるだけでも良いと思います)
8・自分ルールを緩めてみる
今日は『これをやらなきゃ』『あれをやらなきゃ』と無意識の中にも自分に課したルールは存在すると思います。
それを少し『今日はまあ良いか』と緩めてみるのもオススメです。
例えば『子どものお昼寝は3時には起こす』と決めていても、疲れているときには少しでも長く寝ていてほしいもの。
今日だけは少し長く寝てもらって、その間に1人でゆっくり休める時間を確保しましょう。
9・数値化してみる
『この状況は最悪だ』と思える時、『自分は最低な母親だ』と思える時、一度冷静になってその度合を数値化してみましょう。
例えば『この状況は最悪だ』の場合。
子どもがいつまで経っても泣き止まず、何を言ってもぐずりはエスカレートするばかり。
洗濯物は洗濯機に入ったまま手を付けられず、掃除も一向に進まない。
気づけばご飯の時間なのにその用意さえできない。
いっぱいいっぱいな時にこのような状況は辛いものです。
でも100%のうちでこの状況は何%くらい最悪な状況でしょうか?
一番最悪なことは、目の前の我が子がいなくなってしまうこと。
それが100%だとすると、この状況は70%ですか?80%ですか?
目の前のわが子から笑顔が完全になくなってしまうことが80%だとしたら、今の状況は50%ですか?60%ですか?
それともそれらの最悪なことと比べると、30%ですか?40%ですか?
本当に心身ともに疲れ切ってしまっている時には頭を使うことすら辛い時もあります。
でもこのように今の状況を客観的に見ることができれば気持ちが落ち着くこともあるのです。
10・深呼吸してみる
普段無意識に行っている呼吸にどれほどの効果があるのか…と思われるかもしれませんが呼吸を整えることで気持ちも変わることが科学的に証明されているそうです。
お金もかからないし罪悪感もなし、試す価値はありそうですね。
11・買い物をしてみる
自分の気分が高まることをするのもリフレッシュになりますよね。
外に出なくてもAmazonや楽天などを利用すれば買い物ができますし、届くまでの期間もワクワクします。
『自分へのご褒美』としていかがでしょうか。
でも、こういった買い物の場合、後々になって『なんで買ったんだろう…』と感じるような買い物をすることも多いです。
事前にカテゴリーや金額を絞っておくと良いかもしれません。
(『1000円以内で』『本を買う』『お茶を買う』など)
12・栄養ドリンクを飲んでみる
栄養ドリンクに効果があるかどうかは怪しいですが、私は『疲れてるな…』と感じる時に飲んだりしています。
栄養ドリンクを気分を入れ替えるスイッチのように考えています。
私がよく買うのはイオンで売っている【タウリン入りドリンク 2000】というもの。
1本50円程度で味も飲みやすいです。
栄養ドリンクじゃなくても『これを飲んで(食べて)気分を入れ替えよう』と思えるものなら冷蔵庫に入れておくとちょっと安心できるかもしれません。
13・寝る
私は普段子どものお昼寝時には、夕食の準備をしたりネットを見たり本を読んだりお茶を飲んだり…と一緒には寝ずに何かしています。
でも疲れている時は、子どものお昼寝時に一緒に横になって寝るようにしています。
『1人の自由な時間』は少なくなりますが身体を休めることはできるので、身体も疲れている時は寝てしまうのがオススメ。
14・子どもに正直に伝える
子どもに対して怒ったり冷たい対応をしてしまっても、心の底から我が子が嫌いな人はいないと思います。
内心『ごめんね…』『本当はこの子のこと大好きなのに…』と思っているのではないでしょうか。
私はある時子どもに『いっぱい怒ったりしちゃってるけど、◯◯のこと大好きだからね』と伝えると子どもも少し安心したように感じました。
『ママ…ちょっと疲れちゃった』と話したら頭をよしよししてくれたこともあります。
言葉の意味は全て理解できなくても何かはちゃんと子どもに伝わっているようです。
親だから『しっかりしなきゃ』と思いがちですが、親もやはり1人の人間で辛い時もあります。
無理をしてまで『大人』や『親』という立場を頑張る必要はないと思います。
ただ子どももなんの説明もなしに上がったり上がったりする親を見たら理解に苦しむでしょうし、説明をしてあげることは大切かなと思います。
【予防策】
ここからは事前準備が必要な【予防策編】です。
15・一時保育を利用する
今の生活で一番ありがたいことが、この一時保育です。
私の息子は現在週に1回・7時間近く保育所で見ていただいています。
この一時保育の日が一週間にあるかないかで精神的な余裕も大きく変わってきます。
最初は『このような制度があるとはいえ、専業主婦で仕事もしていない自分が保育所を利用して良いんだろうか…』『子どもも預けられて可愛そうなことをしている気がする…』と感じていました。
でも実際に利用してみたところ、息子はわりと最初から保育所を気に入り、私が朝部屋を出て行っても泣いたりせず、とにかくおもちゃで遊べることが楽しいようでした。
先生もとても親切で『今日はこんな感じで遊んでましたよ』とか『こんな一面もあるんですね』などと話してくださり、親である私の知らない一面も見れて自分のリフレッシュ以外で考えても、とてもプラスになりました。
日頃の子育ての悩みを保育士の先生に相談できたのも、周りに家族や友達がいなかった私にはとても心強かったです。
どこの地域でもこの一時保育があるのか(空きがありスムーズに入れるのか)はわかりませんが、日々の子育てに疲れてしまっているお母さんは一度保育所もしくはお住まいの区役所などでお話を聞いてみると良いかもしれません。
(私は区役所の子育て相談に行き保育所を紹介していただきました)
16・家族に子どもをみてもらって外出
やっぱり子育ての疲れは『自由な時間が無い』というところかと思います。
そういう時は家族に子どもを見てもらっている間に、1人で好きなお店へ行ってみたり美容室へ行ってみたり、自分の行きたいところに自由に行けるのが良いですよね!
とはいえ、普段はママがメインで子育てしている場合、いざパパに頼もうと思っても逆に心配…なんてこともありますよね。
なので、まずはパパにある程度子育てのことを頼めるようになってもらわないといけないんですよね。
日頃から少しずつ手伝ってもらえるところを増やしていったり、外出も最初は10分、次は20分30分〜1時間と徐々に増やしていけば、パパも少しづつ慣れていくのではないでしょうか。
私は夫の実家からも自分の実家からも離れたところに住んでおり、一時保育と夫以外子どもを見ていてもらうことができませんが、実家が近い…という場合は頼るのもありだと思います。
(不安が大きいと1人の時間もゆったり過ごせないので『安心』できるところで見てもらうのが一番だと思います)
最後に
子育てに疲れた…と感じる時にできることを書いてみましたが、いちばん大事なことは、
この状態がずっと続くわけではない
ということ。
私自身いっぱいいっぱいになるとこのことを忘れがちになりますが、自分のイライラも落ち込みも、子どものイヤイヤもぐずりもずっと続くわけではありません。
必ずゴールはあります。
だからこそ、本当に辛い時は人に・食べ物に・買い物などに甘えていいと思うのです。
子どもにだって甘えていいと思います。
『ありがとう』と感謝の気持ちと『大好きだよ』という正直な思いを伝えてあげれば、子どもだって子どもなりに理解をしてくれます。