2歳半を過ぎた息子はイヤイヤ期を少し卒業したか…と思いきや、今度は思い通りにならないと手が出るようになりました。
まだ自分の思いを言葉でうまく伝えられない為、手の方がすぐに感情を表現できるようで、こちらから見ると『なぜそこで?』と思うようなときでも手が出てしまいます。
お世話になっている保育所の先生や育児支援の方にお話を聞いたところ、
そういう時期ってあるんですよね。
やっぱりまだ言葉でうまく説明できないのでね。
その都度、説明していくしかないんですよね。
でも、大人から見て理由がないように思えても、本人の中ではなにか理由があってやっていることなんです。
だからその気持に寄り添ってあげるっていうことも大切かなと思いますね。
と教えてくれました。
先日、いつも行っている児童館でもやはり手が出てしまった息子。
今までほとんどのお母さんはこちらが謝罪すると『うちもそうですから』と言ってくれていましたがこの日は違いました。
激しく当たったようには見えなかったものの、どうやらお友達の顔に手があたってしまったらしいのです。
私も息子も謝罪したものの、その子のお母さんはこちらを『一体何なの?!』という顔で見た後、その子に『ひどいね。大丈夫!?痛かったね!!』と話していました。
自分の子どもを心配しているわけですが、その言葉は明らかにこちらに向けて言われていました。
もともとメンタルが弱い私。
いたたまれない気持ちになってしまいました。
でもここで逃げてしまってはいけない、私がもっと強くならなくては…と思いつつも、その後はその親子だけでなく他の親子の目も気になり、ヒヤヒヤしながら過ごしていました。
うちの子が悪くなくても、ぶつかってお友達が泣いていしまうと必死で謝ってしまいました。
『子どもの気持ちに寄り添ってあげたい』と思う気持ちよりも、まず謝罪といった感じでした。
家に帰ってからも、息子の寝顔を見ながら複雑な気持ちになりました。
この子のことを悪い子だとは思っていないけど、とにかく謝りまくる自分はこの子のことを『いい子』だと思っていないのかな…
本当はこの子のことが大好きで一番に考えてあげたいのに、気持ちに寄り添う余裕がない…
今後児童館へ行くのが怖い…
でも子どもにとって大事な場所なのに…
こんなことで落ち込んでちゃだめだ…
母親である自分がまずメンタル強くいられるようになっていかないと…
などなど。
結局、その一件があってから一日その事が頭から離れず落ち込んだ気持ちを立て直すことができませんでした。
そんな中、メンタリストDaiGoさんの『心理分析してきた』でこんな動画を見つけました。
ネガティヴ思考でも【落ち込まなくなる】方法とは
ネガティブ思考なのに落ち込まないとはどういうことなんだろう、と思いながらも動画を見てみました。
動画の中でDaiGoさんはこのように説明していました。
ネガティブな感情を感じただけでは悪いことは起きない。
ネガティブな感情を感じた自分を、ネガティブに批評すると(自己嫌悪)ネガティブな影響が出てくる
ネガティブな感情を正しく感じること、そしてネガティブな感情はありのままに受け入れるということが重要なんだそうです。
私の今回の件の場合、その親子(母親)の反応を見てショックを受けたことはそれはもう仕方がないこと。
でも、その後の私が終始ヒヤヒヤしていた理由は、
・あの親子とまたトラブルが起きたらどうしよう
・他の親にも同じような顔をされたらどうしよう
・うちの子は『こわい子』と思われてしまうんじゃないか
・他の親はどう見ていたんだろう
・嫌われるんじゃないか
・来週もまた同じようなことが起こったらどうしよう
など、想像が膨らみ、どこかで『ポジティブに考えよう』『これは自分が強くなるための試練なんだ』などと考えていましたが、実際には上記のようなことが頭の中を占めていました。
ネガティブな気持ちをネガティブに捉えないようにしようとしたことが、かえってよりネガティブな気持ち=落ち込みを生んでしまったようです。
まだまだメンタルが弱い私には難しいところもありますが、起こった事実以上のことを想像したり、その想像を膨らませないようにする工夫が必要だと感じました。
実際にこの一件があった直後は食欲も沸かないほど落ち込んでいましたが、今ではスッカリ。笑
急激な落ち込みや怒りの感情も(今回怒りはありませんでしたが)、時間が経てば落ち着くし、思い返してもその時と同じレベルの感情は起こりません。
今後も子育てをしていくなかで、落ち込むこともあると思います。
でも、落ち込む自分を否定するのをやめ、この感情はいずれ落ち着いてくるということを忘れずにいようと思います。
【ネガティヴ思考でも【落ち込まなくなる】方法とは】のノート