最近アマゾンプライムで『おにぎりあたためますか』を観ています。
Eテレの『シャキーン!』で戸次さんを知り、出演している『おにぎりあたためますか』を観てみたいと思っていましたが、京都放送(KBS)で今はやってないっぽいんですね。
そんなこんなでアマゾンプライムで発見して以降観ています。
京都に住んでいるので京都編から見始めたのですが、京都編5では少し前に行った天橋立が紹介されていました。
(行く前に見ておけばよかったな…)
住んでいる京都市から天橋立が遠いためあまり『行こう!』という気になかなかならなかったのですが、レンタカーを借りて行ってみることに。
京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。
幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜で、約5000本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が、天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。
さて、天橋立の展望台までどうやっていくか…となったとき、2歳の息子もいるし自転車は怖いから歩くかってことに。
お土産屋さんでレンタサイクルの貸出を行っているようで、自転車であれば約20分で通ることができますが、歩きだと50分ほどかかります。
息子は松ぼっくりを見つけたり、水たまりで遊んだり、通り過ぎる犬の散歩をしている方たちに反応していたので、私達の場合1時間くらいかかったかと思います。
元伊勢 籠神社の中を通り、天橋立ケーブルカー・リフト府中駅へ。
行きはケーブルカーで傘松公園へ向かいます。
ちなみにケーブルカー・リフトは【大人:片道¥330 往復¥660】です。
傘松公園に着くと天橋立を一望できます。
リフト傘松駅乗降場の真上にある円形展望台の『スカイデッキ』から眺めるのもおすすめ。
ですが…やはりここはイグ・ノーベル賞で表彰されたとニュースでも話題になった股のぞきをしてみたい。
ちゃんと股のぞき台も用意されていまして、いざ股のぞき!
天にかかる橋に見える…うーん、見えなくもない、たぶんそうなんでしょう!(強引に納得)
すいません…私は『おぉーホントだ!すごーい』とはならなかったのですが、股のぞきで見ると大きさが小さく、また実際の距離よりも短く見えるというイグ・ノーベル賞で表彰された『股のぞき効果』は感じました。
写真を見比べても、なんだか逆さのほうが小さく感じませんか?
お昼ご飯は展望台レストランAmaDining(アマダイニング)へ。
ここ、なかなかおすすめですよ!!
この日も観光客(特に海外からの観光客の方)が多く、みんな同じ場所から眺めるため人が密集してしまうこともあるのですが、こちらではゆったりご飯を食べながら天橋立を眺めることができます。
※子ども用の椅子も用意されていました(子連れとしてはありがたい)
頂いたのは、『本日のおまかせ海鮮丼(¥1,800)』。
なかなか豪華です!
普段海鮮丼をあまり食べないタイプですが、どの食材もおいしくて、久しぶりの生魚に大満足。
目の前の風景もあって、非常に贅沢なかんじです。
旦那は数量限定の黒カレー(¥1,000)。
こちらはハンバーグも入っていてボリュームもあります。
2歳の息子はお子様カレー(¥500)。
こちらには、傘松公園のイメージキャラクター『かさぼう』のクッキーもついてきます。
タイミングが合えばきぐるみのかさぼうにも会えるかもしれません。
この日は13:30頃に登場。
息子が駆け寄って行ったのでシャッターチャンスと思ったら、きぐるみのかさぼうを素通りして石像のかさぼうへまっしぐらでした…。
※こちらはリフトを降りた先にいたかさぼうの石像
天橋立に満足してそろそろ帰るかという時、『行きはケーブルカーだったから帰りはリフトで帰ろう』と旦那。
近年、高所恐怖症になった私は『えぇ〜』とビビリながらもリフトへ。
最初はガチガチだったんですけど、天橋立を目の前にしたら、『帰りはリフトが正解!』と思えました。
ぜひ帰りはリフトに乗って天橋立を眺めつつ駅まで降りてみてください。
※下にネットがあり高所恐怖症でもわりと安心して乗れました
(大人:片道¥600 往復¥1,000)
次の便まで時間があったので、少しお土産屋さんを見ていたら、お店の入り口に『宮津名物・黒ちくわ天(¥250)』の文字を発見。
ちくわの磯辺揚げが大好きな私、これは気になる!
黒ちくわは、宮津湾近海でとれるアジ・イワシなどを使用し、黒っぽい色のすり身を多く使っているので黒ちくわと呼ばれているそうです。
揚げたてを出してくれるため、数分待ちますがお店の中を見てまわって過ごします。
こちらが黒ちくわ天です。
正直ちくわが黒いのかわかりませんが、さくっさくでこれは美味しい!!
磯辺揚げとはちょっとちがう衣も大きめの食べごたえのある天ぷらでした。
観光船はかもめがたくさん寄ってきて、短い時間でしたが楽しかったです。
ちなみにかもめの餌になる『かっぱえびせん』は観光船の乗り場に売っています。
かもめ達は結構な距離ついてきますよ、なかなかしぶといです。笑
観光船を降りる前に船内アナウンスで『廻旋橋』の紹介がありました。
この廻旋橋はEテレ『ピタゴラスイッチ』の『そこで橋はかんがえた』というコーナーでも紹介された橋。
じゃあ、こんな感じでどうすっかね。
柱をたてて、ぐるんと回るようにすれば…
はい、通れるんじゃないすかね〜
(そこで橋はかんがえたより)
ピタゴラスイッチで見たとおり橋の一部がぐるりと回ります。
この天橋立の旋回今日は1923年に開通。
動く時間帯には多くの人が橋の近くに集まり写真を撮ったりビデオを撮ったりしていました。
『そこで橋は考えた』がお好きな方、ぜひ動くところを御覧ください。
そんなこんなで風景も食べ物も楽しんだ天橋立ですが、帰り道、母から送られてきた写真をみてビックリ。
母は天橋立を私達とは逆の場所から撮影していたんです。
あ、こっちからでも見れるんだ!
そして調べてみると、天橋立駅の方にある『天橋立ビューランド』には股のぞき台はもちろん、アーチェリー・ゴーカート・メリーゴーランド・観覧車やキッズコーナーまで。
『おにぎりあたためますか』では私達と同じ傘松公園へ行っていますが、小さいお子さんが一緒の方は天橋立ビューランドのほうが楽しめるかもしれませんね。
あぁ、アーチェリーやりたい…。