自分を追い詰める『他の子との比較』(デスパレートな妻たちより)

私は妊娠中に子育て雑誌を買うことがなく、子どもを産んでからもほとんど読みませんでした。

 

でも、初めての子育てでわからないことも多く、一度だけ買ってみることにしました。
離乳食のレシピは眺めていると『なるほど』と思うものの実行したものはなく、他のページもパラパラと読んだ程度。

 

6ヶ月の子・1歳の子・2歳の子の1日という紹介ページがあって、そのページに出てくる読者ママはどの人もきれいだし、紹介されている赤ちゃんも『◯ヶ月でもうこんなこともできるんだ』といった感じでした。

 

どうしたってこういった記事を読むと、自分や子どもの生活と『比較』してしまいます。

それを『私も頑張ろう!』とポジティブに使える分には良いと思いますが、焦りになるのが、子育てにおいて一番良くないことだと感じました。

 

初めての子育てでわからないことが多いからこそ『焦り』や『不安』は生まれてしまうと思います。

周りの子達と一緒だと、とても安心できます。
でも、自分の子どもだけ違うところがあったとしたら、それをどう受け止めどう対応するかが母親として成長できるかどうかのポイントだと、私は思っています。

 

今日見ていた、デスパレートな妻たち・シーズン6の11話『時をかける妻たち』ではこのようなエピソードが出てきました。

 

クリスマスに小型飛行機が墜落し双子を妊娠中の主役の一人・リネットが病院で手術を受けます。
手術に向かう時、リネットは産まれてきた我が子をイメージしますが、『もしそのかわいい我が子に障害があったらどうしよう』と想像します。

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激しく泣き叫ぶ我が子。
もう1歳をすぎているにも関わらず、指導者にアドバイスをもらっているにも関わらず、一向に成長の兆しが見えません。

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『でももうおすわりができる頃なのに。
でしょ?
それに、つかまり立ちもハイハイも。』

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『そうやって何ヶ月だから何ができるはずとか、他の子と比べてると自分を追い詰めますよ』

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物語のポイントはリネットが辛くても諦めずに、障害のわが子とその障害に向き合うところにありますが、子どもに障害がなくても、無意識に他の子と比べて見てしまっている時はあると思います。

 

この指導者の言葉に付け加えるとしたら、追い詰められるのは自分と、追い詰められたママに育てられたその子どもです。

 

私は、子どもが小さければ成長の差は様々だということを、ちゃんと忘れないようにしようと思っています。

他人の目を気にして生きてきた私のような人間は気をつけないと、他の子と比べて、他の子と同じようになることを子どもに期待してしまうかもしれないから。

 

最初、母は怖がっていた。
息子に障害や限界があること。
そう母から聞いてます。


でも、やがて気づいたそうです。
本当に怖いのは、僕の可能性を見落とすことだって。


ガンジーは言ってます。
強さは肉体から生まれるのではない。
不屈の意志から生まれるのだ。


母はそんな言葉知らないでしょうが、僕が産まれてからずっとそれを示し続けてくれた。

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リネットが想像した、障害のある我が子が大きくなった時、卒業式で話したスピーチです。


『可能性を見落とすこと』

リネットの想像したエピソードは短いながらも、子育てにおいて重要なことが詰まっているように感じました。

 

忘れた頃に、またこのエピソードをみれてよかったと思いました。